生成AIを活用したキャリア支援の導入状況
 生成AIを活用したキャリア支援を導入済み・検討の国立大学

 全国の国立大学全85校を対象に、生成人工知能(AI)を活用したキャリア支援について共同通信がアンケートをしたところ、15校が、AI活用講座や提出書類の添削システムを導入したなどと回答したことが10日、分かった。「導入に向けて検討中」は5校で、導入済みと合わせると全体の2割超だった。AIが身近になる中、大学生の就職活動にも浸透し始めている状況が浮き彫りになった。識者は今後も拡大するとの見方を示しつつ「過度なAI依存には注意が必要だ」と訴えた。

 アンケートは、全国的な動向を把握するため、各地の国立大を対象に7〜8月に実施。85校のうち76校から回答が寄せられ、残る9校は「回答を控える」とした。

 「生成AIを活用したキャリア支援を導入済み」と答えた15校は室蘭工業大(北海道)、筑波大(茨城県)、埼玉大、電気通信大(東京都)、三重大、神戸大、徳島大、九州工業大(福岡県)など。開始した時期は2025、26年度が13校で大半を占めた。最も早かったのは福井大の21年度だった。