米大リーグのマリナーズなどで活躍したイチローさん(53)=本名鈴木一朗=が8日、大分市の大分舞鶴高を2日続けて訪れ、野球部を指導した。県内屈指の進学校として知られる公立校の部員たちへ「文武両道で頑張っている子どもたちが、社会に出て、引っ張っていく大人になってほしいというのが一番の願い」と熱心な口調で語った。
7日には打撃練習を実演し、隣接する体育館の屋根に届く推定約120メートルの打球を披露。勉強との両立で練習時間が限られる中で、質の高さを求めることの大切さを強調し「みんなは甲子園出場を狙っている。でも、相手は全国制覇を狙っていることを知っておいた方がいい」と強豪校撃破に向けた心構えを説いた。
宮城凌成選手(18)は20年前に大学生時代の父親がイチローさんの練習に参加して打撃投手を務めた縁があり、今回、訪問を願う手紙を送った。「本当に熱く指導してくれた。お父さんの夢でもある、親子でイチローさんと関わることができた」と感激の様子だった。








