相次ぐニセ電話詐欺被害を抑止したいと、警察庁の特別防犯対策監で俳優の杉良太郎さんが3日、岐阜市橋本町のJR岐阜駅前信長ゆめ広場での啓発活動に訪れ、警戒を呼びかけた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」 杉さんは2019年11月に国家公安委員会から対策監の委嘱を受け、詐欺被害を食い止めようと活動する警察庁のグループ「SOS47」のリーダーとして全国各地を巡回している。この日は広場で啓発活動の出発式があり、県警や岐阜中署の警察官、防犯ボランティアら計約40人が出席した。
杉さんは防犯ボランティアに向け、「皆さんの力なくして対策は一歩も前へ進まない。私たちと共に頑張ってほしい」と激励。県民へは「思いがけない電話にうろたえてしまうのが実情。詐欺をゼロにする気概を持ち、被害をなくしたい」とメッセージを発し、1人暮らしの高齢者宅では防犯機能付き電話機を設置するなどの対策を提言した。
県警によると、県内のニセ電話詐欺被害の認知件数は今年、4月末現在で60件(前年同期比31件減)、被害額は9628万円(3341万円減)。昨年は218件(前年比68件増)で、被害額は2億7972万円(961万円増)に上った。県警の森島竜一生活安全部長は「被害実態を広く伝え、浸透させることが重要。今回の活動を防犯意識の高揚につなげたい」と話した。





