岐阜県羽島市教育委員会は20日、義務教育学校で、中学1年に当たる7年生の生徒6人が、ダンスに取り組む体育の授業中に熱中症になり救急搬送されたと発表した。うち女子生徒2人は当初は手がしびれるなどの症状があり中等症と診断されていたが、全員が回復したため同日中に帰宅した。

 市教委によると、体育の授業は午前10時30分に体育館で始まり、生徒15人がダンスに取り組んだ。20分後に男子生徒1人と女子生徒2人が体調を崩したため授業を中止したが、その後も別の男子生徒2人と女子生徒1人が体調不良を訴えたため、午後0時5分に教頭が119番した。

 気象庁によると、20日の県内は観測地点のある岐阜市で最高気温32・0度を観測するなど、全域で7月上旬~下旬並みの気温となった。羽島市教委によると、学校は体育館の窓を開けていたほか、生徒には体育の授業中にマスクを外すよう呼びかけていた。授業実施時の熱中症の危険度を示す暑さ指数は「警戒」に当たる26度だったという。

 また、県は、20日午後4時までに県内では熱中症で11人が救急搬送され、屋外でサッカーの授業を受けていた15歳の女子高校生を含む計6人が中等症と診断されたと発表した。