土岐の碑(いしぶみ)179 第七章 盤石の亀裂(五) 早見俊・作 井澤康樹・原案 曇天風雷鬼・画 土岐頼遠(よりとお)は都の居館で大太刀を振るっている。諸(もろ)肌脱ぎとなって、庭を縦横無尽に駆け回っていた。普段使いの大太刀は刃渡り三尺、頼遠にしては小ぶりである。そこへ、新平太がやって来た。... 2026年7月5日 05:00