少子化や大学入試改革で今、高校を取り巻く環境は大きく変化しています。岐阜新聞デジタルは各校の校長らトップにインタビュー。今回は済美高校(岐阜市)の石田達也校長(62)に聞きました。大学などへの進学率98%。国公立大学と医学部医学科に、2年連続で計30人が合格。部活動でも全国優勝するなど、文武両道の学校として変化を続けています。(岐阜新聞デジタル独自記事です)
済美高校 岐阜市正法寺町にある私立全日制高校。福音主義キリスト教に基づき、学校法人岐阜済美学院が運営する。普通科、商業科、保育科、衛生看護科の4科がある。1918年開設。もともと女子校で、2004年度から順次男女共学化。全校生徒804人(2026年4月1日現在)、うち女子生徒が591人。
―済美高校の特徴は。
私は県立高校の教員を退職後、2025年度に本校の校長になった。最初は驚きの連続だった。
驚いたことの一つ目は「こんなに生徒が進学する高校だったのか!」。着任前は40、50人は就職すると想像していたが、実際はまったく違った。赴任直前(2024年度)の進学率は98%。
―98%!
ほとんどの生徒が4年制大学や短大、専門学校に進む。昨年度の4年制大学への進学率は76%。普通科はもちろん、保育科も衛生看護科も保育士や正看護師の資格取得を目指して進学する。商業科の生徒もほとんどが4年制大学に進む。
―保護者世代にとって済美高校は就職する生徒が多いイメージがある。
鹿野孝紀前校長の取り組みもあり、学校全体の改革が進んでいる。昨年度も大阪大、名古屋大、岐阜大などの国公立大学や自治医科大学医学科に計30人が合格した。これで国公立大の合格者数は4年連続で20人以上、2年連続で30人となった。皆さんが思っている以上に本校の進学実績は急上昇している。
いしだ・たつや 各務原市出身。元県立高校教員。飛騨神岡高校校長、羽島北高校校長、総合教育センター長、岐阜高校校長などを歴任。2025年度から現職。教科は理科(物理)。
―驚いたこと2つ目は。
「ここまで部活が盛んなのか!」。...









