戦火のバタフライ 伊兼源太郎著 戦禍の悲劇つなげる 負の歴史を忘れないために声を上げ続けること。本書はその尊さを感じさせる小説である。物語は「私」と名乗る語り手が父から渡された古い3冊のノートについて思いを巡らせているところから始まる。そのノート... 2025年5月18日 05:00岐阜