実機を使った広報用「模擬コックピット」はF4戦闘機のコックピットそのもの=岐阜市神田町、自衛館
F4戦闘機の模擬コックピットに乗って操縦を体験する女性=岐阜市神田町、自衛館
F4戦闘機393号機の部品を使って製作されたコックピット=岐阜市神田町、自衛館

 「ファントム」の愛称で親しまれ、昨年3月に全機退役となった航空自衛隊のF4戦闘機の〝模擬コックピット〟が12日、岐阜駅前の自衛隊広報センター「自衛館」(岐阜市神田町)にお目見えした。同機のコックピットを広報用に改造したもので、来館者が気軽に座って操作できる。開かれた場での模擬コックピットの展示は珍しく、同機では全国で初めて。

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 F4戦闘機は、半世紀にわたって日本の防空を担ってきた航空自衛隊の戦闘機で、昨年3月に同隊岐阜基地(各務原市)でラストフライト。お目見えした模擬コックピットは393号機を活用し、同基地の第2補給処整備部が約1年4カ月かけて体験試乗できるよう広報用に改造。同じ岐阜県内の自衛隊岐阜地方協力本部が運営する自衛館に展示する運びとなった。

 12日は、同基地の藤永国博基地司令らを招いての除幕式があり、藤永基地司令は「実機を使っているので実際の操作感を体感してほしい」と呼び掛けた。

 体験試乗の第1号となったのは岐阜市の女子大学生(19)。自衛隊のドラマを見ているので興味を持ったといい、「右も左もいろんな装置が付いていた。パイロットの人はすごいと思う」と目を丸くしていた。