仙寿菜を使ったカレーを試食する関係者=美濃市上条、プラシッダ
仙寿菜を使ったカレーの特徴を語るサポコタ・サシダルさん=美濃市上条、プラシッダ

 岐阜県美濃市上条のインド&ネパール料理レストラン「プラシッダ」が、市特産の仙寿菜(せんじゅさい)を使ったカレーを考案した。仙寿菜の赤紫色に仕上げたカレーは栄養がたっぷり。16日から土、日曜日に各20食限定で提供する。オーナーのサポコタ・サシダルさん(45)は「ご当地カレーとして定着させたい」と意気込む。

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 仙寿菜は、熱帯アジア原産の植物「アマランサス」を岐阜大で改良した野菜。鉄分やカルシウム、ビタミンCが豊富に含まれている。

 市特産の野菜を活用することで、地元に貢献したいと開発に着手。カシューナッツやミルク、生クリームベースのカレーに仙寿菜の煮汁を混ぜ、色や栄養といった仙寿菜の特徴を引き出せるようにした。汁を練り込んだほんのりピンク色のナン、カレーに欠かせない定番ドリンク「ラッシー」も完成させた。開発には市も協力した。

 12日に試食会があり、市や美濃仙寿菜生産組合の関係者約10人が参加。甘みのあるカレーを味わった参加者は「おいしかった」「もう少しスパイシーにしては」などと意見を交わした。サポコタさんは「辛さは調整できる。こんな色のカレーはどこにもない」とアピールした。

 生産組合の林光明組合長(73)は「現在、仙寿菜を作っている農家は3軒しかない。幅広く活用してほしい」と話した。

 カレーは、ナンとラッシー、サラダのセットで1380円。2、3カ月提供してみて、客の反応を見ながら改良していく。