岐阜県内の人身事故に占める飲酒事故の割合が、全国と比べて高い状態が続いている。昨年は人身事故2911件のうち1・55%が飲酒関連で全国の0・72%を上回り、今年も6月末までで1・49%と同水準で推移。「車社会」と呼ばれる地方都市ほど数値が高い傾向があり、岐阜は2014年以降は毎年全国の数値を上回る。死亡事故も相次ぎ、県警は対策としてホームページに通報窓口を開設。飲酒運転が疑われるドライバーを見かけたなどの情報を募り、地道に捜査に生かす。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」県警交通部によると、人身事故は12年の1万352件と比べ昨年は約7割減。うち飲酒事故は昨年45件と12年の80件から約5割減ったが、割合は最も高い沖縄から鳥取、山梨に次いで岐阜は全国4位。20年は岐阜が2・00%と全国1位で、鳥取、島根が続いた。過去5年の上位は自家用乗用車の世帯当たり普及台数が全国平均を上回る県だった。
今年は6月末までに死亡事故が31件起き、うち4件が飲酒運転したドライバーだった。危機感を強める県警は、夏の交通安全県民運動(11~20日)期間中の15日に全22署管内で検問を実施し、酒気帯び運転の摘発が2件あった。期間中は検問での摘発を含め、10件の飲酒運転を取り締まった。
専用フォームは6月1日に開設し、今月21日までに32件が寄せられている。「店で酒を飲んで車で帰ったのでは」といった、飲食店が関係する情報が多いという。交通指導課の加藤徹次席は「事故が起きてからでは遅い。一人一人の意識を高め、犯罪の元を絶ちたい」と語った。「岐阜県警察 飲酒運転根絶情報コーナー」で検索すると、アクセスできる。









