東京パラリンピック開幕まであと半年。車いすバスケットボールで日本代表入りを目指す秋田啓選手(不破郡垂井町)に意気込みを聞いた。
「もどかしさはある」。車いすバスケットボールで、出場を目指す秋田啓(あいおいニッセイ同和損保、岐阜調理製菓高等専修学校出)は、新型コロナウイルス流行前にできていたことができない状況が続き、本音を打ち明ける。ただ「個人としては、とにかくうまくなりたいのが根幹。今やれることをどれだけやれるか」と現状を受け入れながら己を磨いている。
「練習量が減って、今もそれは続いている。そこが一番大きい」。昨年4月の緊急事態宣言発令以降、施設を使って週5、6日できていた練習ができなくなり、今でも2、3日に減っているという。所属チーム以外にも他県のチームの練習に参加していたが、越県を自粛しているため、「(練習量は)半分にも満たないぐらい」と明かす。
ただ、パラリンピック出場に懸ける思いは変わらない。新型コロナの影響で、モチベーションに変化はなかったといい、代表入り、さらには本番での金メダル獲得というぶれない目標が自身を奮い立たせる。
本番まで半年。代表選考も終盤に差し掛かってきている。体力、スピード、シュート力など総合的な強化が必要と自覚した上で、「(代表に)なります。なると思っている」と力強く言い切る。
開催自体に、世間は賛否両論ある。否定的な意見も受け入れつつ、「無理やり開催してほしいわけじゃなく、この状況下でできる方法があるはず」とする。「ただ日本代表経験があるというのと、パラリンピアンは僕の中では全然違う。パラリンピアンだと言えるようになりたい」と開催を信じて練習に励む日々だ。










