岐阜県の美濃市連合PTAは、市内の児童生徒のスマートフォンやオンラインゲームの利用実態を把握しようと、市内全小中学校の保護者を対象にアンケートを行った。約1割が「子どもや友人がインターネットを通じた被害を受けたり、嫌な思いをしたりした」と回答。個人的な画像の流出といった深刻な問題も報告された。28日に開くPTA総会で共有し、今後の対策活動に役立てる。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」昨年、新型コロナウイルスの感染拡大で小中学校が長期休校となり、全国で児童生徒のスマートフォンやオンラインゲームの利用時間が増え、依存傾向が問題視されるようになった。
美濃市内でも夜更かしをして授業に集中できなかったり、休みがちになったりと学校生活に影響が出ているという。
市連合PTAは昨年10月、家庭内でのルール作りを促すチラシを配布。ルールを書き込む用紙も配り、子どもが主体的に使い方を考える機会をつくり保護者の意識高揚も図った。
アンケートは今年2月下旬、市内7小中学校の児童生徒の保護者計1436人を対象に実施され、回収率82%。小中学生の9割以上が自分でインターネットに接続できる機器を持っていることが分かった。
またルールを決めている家庭では、小学生は8割、中学生は7割が守っていると回答。一方、子どもがインターネットで嫌な思いをしたかという設問では、約1割が「あった」とし、意図しない画像の流出や暴言、友達とのトラブルなどの問題が指摘された。
県教育委員会学校安全課の担当者は「インターネットやオンラインゲームの利用は主に家庭内。保護者が主体的に(対策に)動くことは意義深い」と受け止める。同PTAの篠田啓介会長(49)は「私たち保護者が意識を高め、ルールを作らないといけない。身近なところで深刻な被害や問題が起きていることを直視してほしい」と訴えた。










