岐阜県と岐阜市は27日、新たに23市町で計53人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前の週の同じ曜日を上回るのは4日連続で、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、国の基準でステージ3(感染急増)の「15人以上」となる15・1人となった。15人以上になるのは、緊急事態宣言の期間中だった1月末以来、約3カ月ぶり。感染者数は累計5596人となった。

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 26日時点の病床使用率は32・2%で、今月16日からステージ3の20%を超え続けている。県健康福祉部の堀裕行部長は「感染経路が分からない感染者や、若者も増えている。特に福祉施設や、医療機関などでのクラスター(感染者集団)の多発を非常に懸念している」と述べた。

 クラスターは3件で拡大。いずれも変異株陽性者が含まれるクラスターだった。大垣市のデイサービスなどのクラスターは2人増えて38人に、岐阜市の接待を伴う飲食店関連は1人増えて12人に、羽島市の職場関連は1人増えて10人となった。

 変異株の陽性は新たに8人で判明し、計150人となった。国立感染症研究所の解析で12人の型が判明し、11人が英国株、1人はウイルス量が少なく解析不能だった。これにより、可児郡御嵩町の教会を巡る変異株クラスターなど3件が、英国株であることが分かった。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移