名鉄名古屋本線の鉄橋をくぐって走る記者。鉄道ファンにもお薦めの構図だ=羽島郡笠松町相生町

 「笠松町サイクリングロード」は、岐阜県各務原市の河川環境楽園と羽島郡笠松町の笠松みなと公園を結ぶ往復約10キロのコース。木曽川の河川敷や堤防上に自転車道と歩道が整備され、自然のほか、鉄道や競馬、歴史と出合える魅力満載の道のりだ。どちらの園でもレンタサイクルが借りられ、車で行っても楽しめる。

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 今回は、環境楽園の自然発見館で1台200円の自転車を借りて出発した。FC岐阜も練習で使うグラウンドを横目に河川敷をしばらく走る。ジャングルのような雑木林が続く。木曽川の川面がキラキラと輝いている。川岸でキジが「ケーン」と鳴いた。春風が心地いい。

 道が堤防上に移ると、一気に視界が広がる。金華山頂の岐阜城も望める。自転車道はこの後、JR東海道線と名鉄名古屋本線の鉄橋をくぐってみなと公園に到着となるが、その2線に挟まれるようにして笠松競馬場が位置し、堤防から馬場全体が見渡せる。

 笠松競馬場をじっくりと眺めるのは初めて。うわさで聞いていたが、確かにコースの中に田畑や墓地がある! 自転車道を外れて近くに寄ってみると、小さな神社を発見。海なし県では珍しい金刀比羅神社だ。木曽川水運の安全を祈願してきたらしい。集落と一体化した競馬場の雰囲気に、歴史好きの記者はすっかり魅了されてしまった。

 途中、鉄橋の下で写真をリモート撮影。片道20分のところを2時間かけて、みなと公園に到着した。ここは笠松渡船場の跡地。昭和初期まで、東京や大阪に送る物資を船積みする川湊としてにぎわったという。

 レンタサイクルの貸し出しは環境楽園が休園日を除く毎日、みなと公園が土日祝日のみ。川島PAハイウェイオアシスでは県内グルメが味わえる。

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 密を避け、新型コロナの感染拡大を防ぎつつ、少しは連休を楽しみたい。記者たちが県内各地を自転車で走った。