岐阜県と岐阜市は1日、県内22市町などで計96人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。一日当たりの発表では2回目の緊急事態宣言が解除されて以降の最多を更新し、過去4番目の多さ。90人以上となるのは1月14日以来。感染者数は累計5849人となった。古田肇知事は記者会見を開き、「96人という数字は国の緊急事態宣言の対象となった時の感染者数と同じ。危機感を強めている」と述べた。

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 1日は、新たに3件のクラスター(感染者集団)を確認したほか、5件のクラスターが拡大した。死者や変異株陽性者はいなかった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数の平均は18・98人、病床使用率は36・9%と、いずれも国の基準でステージ3(感染急増)となっている。

 古田知事は「仮に100人という水準が続くと、5月半ばに病床が満杯になる。50人の水準で推移したとしても6月中旬に満杯になる。50人を下回るように全力で取り組んでいかなければならない」と強調した。

 新たなクラスターは多治見市の訪問看護ステーションの職員や利用者ら7人、大垣市の酒類を提供する飲食店の従業員や利用客ら8人、中津川市の職場や家族関連の7人が確認された。

 拡大したクラスターでは、岐阜市の接待を伴う飲食店が絡む変異株クラスターで利用客や従業員ら6人の感染が新たに判明し、規模が14人となった。いずれも1人ずつ増えて大垣市のデイサービスを巡る変異株クラスターは46人、加茂郡川辺町の職場関連クラスターは11人、岐阜市の接待を伴う別の飲食店が絡む変異株クラスターは16人、可児市の家族らを巡る外国人クラスターは10人となった。

 また県は、昨年8月に感染していた羽島郡岐南町の20代男性が、再び陽性になったと明らかにした。県内の再陽性確認は2例目。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移