「利便性の向上」と「にぎわいの創出」をテーマに、6日に開庁した岐阜市の新庁舎。婚姻や転入など暮らしに関する手続きが一つの窓口で済ませられる総合窓口では、利用者から「スムーズで手続きしやすい」との感想が聞かれた。15、17階の展望スペース「つかさデッキ」など共用スペースには多くの市民も訪れ、「明るくて雰囲気がいい」など好意的な意見が目立った。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン総合窓口が業務を開始した午前8時30分、一番乗りで訪れたのは会社員男性(42)=同市蔵前=。「一番に出せば、記念になる」と、4月28日に生まれた長男の出生届を提出した。窓口ではほかに、児童手当と福祉医療費を申請し、長男の名前が入った住民票の写しも取得した。これまではそれぞれ別の窓口に行って何度も名前や住所を書く必要があった。男性は「すごくスムーズだった」と満足げだった。
17階の展望スペースに高校の同級生と訪れた岐阜大1年生(18)=愛知県一宮市=は「市街地からの眺めはとても新鮮。これまでと違った街の見方ができる」と絶賛。「若者が多く集う場にもなるのでは」と好意的に受け止めた。岐阜市の会社員女性(36)も「食堂も評判の業者が入っているし、何度も訪れたくなる場所だ」と評価した。
庁舎内を妻と見学した会社社長男性(67)=同市伊吹町=は「明るくて展示場のようだ。役所という感じがしないのがいい」と笑顔。訪れた人が自由に演奏できるグランドピアノを置いている交流スペース「ミンナト」では、昼休みに人だかりができるなど、開庁初日から早くもにぎわいが生まれていた。













