第68回春季東海地区高校野球大会(20~23日・ダイムスタジアム伊勢ほか)の組み合わせ抽選会が11日、名古屋市内で行われた。3年ぶり17度目の春県王者となった中京は津田学園(三重2位)と、昨秋に続いて東海大会出場となる県2位の岐阜第一は愛工大名電(愛知1位)と初戦で対戦する。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」東海4県の各県春季大会上位2校が出場。全試合、延長十三回からは無死一、二塁で攻撃を始めるタイブレーク制を導入する。
中京は四日市霞ケ浦、岐阜第一はダイムスタジアム伊勢でそれぞれ行われる20日の第1試合(午前11時開始予定)に出場する。
今大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入場は各校の顧問、管理職、控え部員に限る。
◆序盤から大量得点狙う 中京
3年ぶりに春季県大会を制した中京は、エースで4番の小田康一郎を投打の軸に戦う。
県大会では、自慢の打線が力を発揮した。決勝までの4試合で計28得点、初戦となった2回戦の関商工戦では13点を奪うなど打力で圧倒した。相手の津田学園は核となる投手が不在で継投が武器なだけに、小田を中心に根津康生や加藤航、浦川大和ら主軸が確実に出塁し、序盤から連打で大量得点を狙いたい。
投球面では、小田は県大会の終盤になるにつれて球の質が上がってきた。橋本哲也監督が「配球など工夫して投げられるようになってきた」と評価する通り、最速140キロ超えの直球を軸に、切れを増したスライダーやカットボールといった変化球を織り交ぜ、打者を翻弄(ほんろう)したい。準決勝、決勝で2番手として計5回⅓を投げ、無失点に抑える好投を見せた加藤も期待できる。
◆投打ともバランス向上 岐阜第一
岐阜第一はプロ注目の阪口樂が投打で存在感を示し、県大会を2位通過した。打撃は長打こそ少なかったが、緩い球を逆らわず逆方向に打つ柔軟な打撃をするなどレベルの高さを見せた。
田所孝二監督も「チームは投打ともにバランスが良くなってきた」と自信を示す。クリーンアップを打つことが多かった岡本海透や2年生の弘川泰暉も長打力があり、4番の阪口を中心とした切れ目のない打線が強みだ。故障明けの岡本が実力を発揮できれば大量得点も期待できる。
阪口は投手としても安定感を増してきた。準決勝の大垣商戦では1失点完投。13奪三振で1四球と、課題だった制球力も、冬に下半身を強化したことで改善した。阪口に加え、決勝の中京戦で打たれはしたが、公式戦初先発した左腕・石丸駿太の出来も勝敗を左右しそう。
初戦の相手・愛工大名電は野崎健太、寺嶋大希、田村俊介と最速145キロを超える好投手がそろう。阪口の前に走者を出し、序盤から得点を奪えるかが初戦突破の鍵となる。









