岩手戦に向けてゲーム形式で調整する吉浜(中央)らFC岐阜の選手=12日、岐阜市内

 J3で3位のFC岐阜は第8節の16日午後1時から、敵地のいわぎんスタジアムで首位岩手と対戦する。14日の非公開練習後、オンラインで会見した安間監督は「少しでも上の順位で戦っていきたいので、勝ち点は持ち帰りたい」と意気込んだ。

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 岩手は日本代表として活躍した秋田豊氏が率いて2季目。3連勝中で、リーグで唯一ここまで負けがなく、主将のDF甲斐は「J3で一番勢いのあるチーム」と話す。総失点4は岐阜、長野と並んでリーグ最少で、総得点10はリーグで2番目に多く、攻守ともに充実している。

 甲斐は前節の鹿児島戦でもゴールを挙げたFWブレンネルの名前を挙げて「(ブレンネルに)ボールが入る前につぶせるところはつぶすことに尽きる」とポイントを強調。その上で「入った後に勢いよく後ろから選手が出てくる」と警戒した。互いに高さのある選手がそろっており、セットプレーも勝敗を左右しそうだ。

◆的確なパスで堅守攻略 MF吉浜

 岩手はFC岐阜同様3バックで総失点が4と守備が堅いが、勝ち点3をもぎ取るためには得点が必要だ。岐阜のMF吉浜は「いい守備ができれば、いいショートカウンターが勝手に出てくる」と守備の重要性を強調した上で、堅守を破るべく「パスをピンポイントで通したい」と意欲を燃やした。

 今季、J2山口から加入した28歳。大雨の中での試合となった5日の沼津戦でCKのキッカーを務めて3点目をアシストしたように、精度の高い左足の技術に定評がある。「相手がブロックを敷いてスペースがない中では技術が生きてくる。期待してください」と笑みを見せた。

 チームはリーグトップタイの11得点を挙げている。6点がセットプレーからだが、流れの中でもチャンスをつくっている。吉浜は「決める、決めないで印象はだいぶ変わる。立ち上がりの決定機で、1点入れば勢いに乗っていける」と力を込めた。