「伊藤英明カッコいい」

 2人の行列参加が記者発表され、報道されると全国で話題を呼んだ。行列の観覧申し込みには当選倍率64倍の96万6555人が応募。SNSでは一喜一憂の当落の声があふれる中、「キムタクを岐阜に呼んで、一緒に参加してくれる伊藤英明にも感謝」や「キムタク祭りは伊藤英明のおかげだったんだなと改めて伊藤英明が好きになった。カッコいい伊藤英明」といった、信長ゆかりの岐阜と木村さんを結んでくれた伊藤さんへの感謝の声も散見された。

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伊藤信長の騎馬武者行列を1面で報じる当時の岐阜新聞(2009年10月5日付朝刊)

知事「同級生の息子」

 2人の行列参加は、地元の岐阜市長と岐阜県知事の定例会見でも話題になり、柴橋正直市長は経緯を聞かれ「伊藤英明さんの熱い思いということです」と強調。「かねてより古里、岐阜市に対する大変温かいお気持ちを持ってくださっている」と感謝した。

 古田肇知事も「彼(伊藤さん)のお父さんと私とは中学校の同級生で、私のおいと彼とは小学校の同級生という不思議なご縁」があり、これまでも東京五輪の聖火リレーで岐阜城まで走ってくれたことなどを紹介。日頃から伊藤さんと電話でやり取りし、声をかけ合う「長いお付き合い」があることを明かした。
 

「伊藤さんは大切な存在」

 地元の反応は―。岐阜市の〝地元〟を訪ねると、井戸端会議中の年配女性2人組。一人は高倉健さんファンだったが、もう一人がキムタクファンという女性(82)。「伊藤さんのおかげやね。木村さんは一度きりやろうけど、伊藤さんは地元出身なので大切な存在。これからも応援したい」とエールを送っていた。

 そんな伊藤さんも、自身が信長役で行列に参加した09年は2日間のまつりで過去最高の50万人の人出を呼び込んでいる。いつかまた次なる共演者を? というのは欲張り過ぎだが、伊藤さんの郷土愛に感謝しつつ、さらなる活躍を郷土から願い、応援すること―。それがまわりまわって、郷土のためになるのだろう。