テレビドラマ「北の国から」の父親役などで知られ、今年3月に88歳で亡くなった岐阜県土岐市出身の俳優田中邦衛さんの出演映画の追悼上映が22日から、岐阜市日ノ出町のロイヤル劇場で始まる。第1弾は、田中さんの出世作となった「若大将」シリーズから「若大将対青大将」(1971年作品)を上映する。主役の若大将、加山雄三さんと張り合う、田中さん演じる青大将にスポットを当てた作品。上映は28日まで。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」若大将シリーズで田中さんは、金持ちのドラ息子の青大将を演じた。若大将とはライバル関係にあるが、コミカルでどこか憎めないキャラクターで人気者となった。今回上映する作品は、8年目にしてやっと大学を卒業した青大将を中心に描き、田中さんの演技が存分に楽しめる作品となっている。
第2弾として29日から上映が始まる「学校」(93年作品)は、年齢も境遇もさまざまな生徒が通う夜間中学校を舞台に、挫折や苦境から立ちあがる人々を描く。中年になるまで文字が読めずにいた生徒の一人、イノさんを演じる。山田洋次監督作品。上映は6月4日まで。
追悼上映を企画した大野信浩総支配人(61)は「コミカルな演技で笑わせた後に、見ている人をほろっとさせる、そんな心に響く演技ができるのが俳優田中邦衛さんでした」と故人をしのんでいる。










