歩道に設置された錯視アート。大垣女子短期大の学生がデザインした力作=大垣市高屋町

 岐阜県大垣市は錯視アートを町中に展示する取り組みを始めている。散策しながら楽しめる環境づくりを目指す一環で、大垣女子短期大(同市西之川町)のデザイン美術学科の学生が描いた作品を、同市高屋町の旧ヤナゲン大垣本店東側に設置した。市は錯視アートの公募も行っており、新しいまちづくりのPRにつなげる。

 市は町中での錯視アートの活用を進めており、市庁舎内での展示のほか、市内3カ所の壁面や床面に設置する錯視アート作品のコンテストの公募もスタートさせた。

 コンテストに先立って「まちなかトリックアート」として、まちづくりでの連携協定を結ぶ同短大の協力で設置した。第1弾として設置された作品は「チャックの向こう側」で公募と同じ寸法の高さ2メートル、幅1・8メートル。チャックの向こう側に海が広がるデザインになっており、参加型アートスポットとして、インスタグラムなどSNSでの広がりにも期待をかける。

 現在の作品展示は今月末までで、10月1日からは新しい作品が展示される。市の担当者は「見るだけでなく、フォトスポットとして活用する体験も楽しんでもらえれば」としている。