岐阜県美濃加茂市山之上町のぎふ清流里山公園内の茶畑で、新たに和紅茶を作るプロジェクトが始まった。7月をめどに園内の売店で茶葉の販売を目指すほか、加茂農林高校(同市本郷町)の食品科学科と組んで、新たな商品の開発にもつなげる。25日に高校生が茶葉の手摘みを体験した。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」茶畑は、ヤブキタの品種で広さ約800平方メートル。同公園の前身・日本昭和村が2003年にオープンした当初から白川町によって管理されてきたが、同市でヤギによる除草に取り組む農業生産法人「フルージック」(渡辺祥二代表)が本年度から管理を引き継ぐことになった。
和紅茶は、「飛騨紅茶」を製造・販売する高山市の「なべしま銘茶」に製造を依頼。飛騨紅茶と同じ製法で、同市奥飛騨温泉郷の温泉の蒸気を活用して茶葉を発酵させる。煎茶(せんちゃ)は新芽部分の先端約4センチを茶葉にするが、紅茶では先端約10センチが茶葉になるため、収量が煎茶の4、5倍となる。
渡辺代表によると、この茶畑では、できるだけ農薬を使わず、ヤギのふんのたい肥を利用した循環型農業を実践していくという。
茶摘みは同科の3年生6人が授業の一環で体験した。初体験の生徒(17)は「茎が柔らかくて摘みやすかったが、なかなか量が取れない」と茶葉収穫の苦労を実感し「マカロンやパウンドケーキなど紅茶を生かした商品を開発したい」と話した。










