サンリオのキャラクターや「もいもい」が刺しゅうされたタオル(手前)と、パーフェクテンのタオル=安八郡安八町中、浅野撚糸本社

 高吸水性タオルメーカーの浅野撚糸(岐阜県安八郡安八町中、浅野雅己社長)は、富裕層と20~30代の子育て世代の開拓を進める。東京都港区南青山に本社以外で初の直営店舗「Ms.(エムズ)」を10月にオープン。最高級ブランド2種を立ち上げ、エムズの主力商品として富裕層開拓を進める。子育て世代開拓では、サンリオ(東京都)と組んで初のキャラクター商品を10日に発売する。新型コロナウイルスの感染拡大で販売が苦戦する中、アフターコロナを見据えて積極的な事業展開を進める。

 エムズはプレオープン中で、10月8日にグランドオープンする。ビルの1階約130平方メートルを賃借した。近隣には美容室や高級ブランドの店舗が多くある立地だ。

 オープンに合わせて、同店と同じ名前の最高級ブランド「Ms.」と「Perfec10(パーフェクテン)」の二つのブランドを立ち上げる。いずれも従来品に比べて吸水力が高く、摩擦抵抗が少なく、拭いた後の肌や髪のキューティクルをきれいに保つことができる。フェースタオルの価格は、エムズが4400円、パーフェクテンが3300円。

 サンリオと組んで発売するタオルは、赤ちゃんが泣きやむと話題になっている絵本「もいもい」と、「ハローキティ」をはじめサンリオのキャラクターが一緒に刺しゅうされている。価格はサンリオのキャラクターともいもいのイラスト入りが4400円からで、もいもいのイラスト入りは3300円から。フェースタオルやバスタオルなどをそろえる。

 浅野撚糸の主要顧客は50~60代で、キャラクターを使うことで若い子育て世代に訴求して新規顧客獲得を目指す。本社直営店のエアーかおる本丸と、同社のオンラインショップで扱う。