再整備の工事が始まった金公園の完成予想図
工事前の地面がタイル貼りの金公園=2020年8月、岐阜市金町

 岐阜市の中心市街地に位置する同市金町の金公園を芝生化するリニューアル工事が10日、始まった。全面的な改修は37年ぶり。市は"セントラルパーク"として、住民の憩いの場とともに、柳ケ瀬と岐阜駅の間にある立地を生かして両地区をつなぐにぎわいの拠点にしたい考え。すぐ北側で建設が進む再開発ビル「柳ケ瀬グラッスル35」の完成予定に合わせ2022年度の再開園を目指す。

 同公園は1949年に開設され、面積は約1ヘクタール。84年の大規模な改修工事で、ほぼ現在の形となった。今回の工事では地面のタイルなどを撤去した後に、緩やかな傾斜を付けた芝生広場を整備する。憩いとくつろぎの場としての機能のほか、レクリエーションの場として想定している。

 芝生広場の西側には、休憩で座ったりイベントに使ったりできるステージを設けるほか、多目的広場も作る。芝生広場の周りの園路にはキッチンカーなど車両も乗り入れできる。公園北側のからくり時計と南側の噴水は残す。

 10日は、業者が敷地の一部に工事用のフェンスと現場事務所を設置した。今後はフェンスの囲いが広がり、一般の人が立ち入れない区域が増えていくことになる。

 芝生広場を擁する公園は名古屋市の中心部、栄の久屋大通公園や東京都豊島区の南池袋公園が近年、にぎわいの空間として注目されている。岐阜市の担当者は「魅力的な空間に生まれ変わるので楽しみにしていてほしい」と話している。