自宅で猫を飼う女性(中央)と2匹をモデルにした招き猫=恵那市明智町、明知製陶
オリジナルの招き猫の絵付けをする熊谷桃子さん=恵那市明智町、明知製陶

 飼い猫をモデルにした世界に一つだけの招き猫が人気を呼んでいる。岐阜県恵那市明智町の大正村浪漫亭でオリジナル招き猫の制作を受け付け、同市明智町の明知製陶の絵付師がリアルな招き猫に仕上げている。

 縁起物の招き猫は、右手を上げている猫は金運や幸運を上げて、左手を上げている猫は商売繁盛や良縁など人を招き入れるとされる。オリジナルの招き猫は、飼い猫の名前と顔や柄が分かる写真を参考に、絵付師が1カ月ほどで作る。

 同社の社員に猫好きが多く、大阪芸術大出身の絵付師の熊谷桃子さん(42)=同市明智町=が「猫の絵を描いて」と頼まれたのがきっかけ。横田宏太社長が「招き猫は石器で作られた常滑焼が主流。磁器で作る招き猫は、割れにくく玄関などに飾ってもらえたら」と商品化した。熊谷さんは「猫の写真を見て描くが、しま模様の毛並みを表現するのが一番難しい。描いている時は楽しい」と話す。

 オリジナルの招き猫を手にした女性(74)=同市明智町=は、タマとハルと名付けた2匹を飼い「ずっと一緒にいたくて、永久に残る物が欲しいと注文し、2匹にそっくりの出来に感動した」と話した。

 招き猫の高さは14センチ、6600円。電話か大正村浪漫亭のホームページから申し込む。問い合わせは大正村浪漫亭、電話0573(55)0057。