開庁後の様子を見回る浅野健司市長(左)=各務原市役所新庁舎

 先月完成した岐阜県各務原市役所の新庁舎高層棟が21日、供用を開始した。午前8時30分の開庁と同時に多くの市民が訪れ、手続きを行ったり、真新しい庁舎内を見て回ったりした。開庁式で浅野健司市長は「この庁舎を活用しながら、新たな各務原の歴史を積み上げていこう」と市職員に呼び掛けた。

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 新庁舎は「みんなにやさしい庁舎」がコンセプトで、多くの市民が利用する市民課や高齢福祉課などの窓口を1、2階に集約。多機能トイレは各階に配置した。環境にも配慮し、屋上には太陽光発電パネルを設置した。高層棟は地下1階地上7階建て、延べ1万5120平方メートル。

 また、災害時の防災拠点となるため防災機能の充実にも力を入れた。免震構造を採用したほか、7日間連続で運転が可能な自家発電設備も備えた。

 開庁式後、浅野市長も庁舎内を見て回り、設備や機能を確認した。各課で行われた朝礼では、市職員が「これまで以上に市民に信用、信頼される庁舎にしていこう」などと声を掛け合っていた。

 1973年に建設の旧庁舎は、老朽化や耐震性の問題があり、2019年8月から建て替えに着手。旧庁舎の南側に新庁舎を建設した。今後は、旧庁舎を解体後、まちづくり推進課や市民の憩いの場が入る予定の地上2階建ての低層棟の建設に取り掛かり、23年3月に駐車場などを含む事業全体の完了を目指す。