先輩起業家2人に質問する岐阜大起業部の長谷川翼部長(左)=岐阜市神田町、NOBUNAGAキャピタルビレッジ

 岐阜大学(岐阜市柳戸)出身の起業家4人が自社の事業概要や展望を披露する「NOBUNAGAピッチ」が、オンラインで開かれた。いずれも社会課題の解決を意識した事業内容で、将来の起業を志す学生らが耳を傾けた。

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 十六銀行の投資専門子会社「NOBUNAGAキャピタルビレッジ」が主催し、岐阜市神田町の同社を主会場に実施した。4月に設立した同社は、スタートアップ企業への投資に向けて起業家と面談する中、同大卒業者に有望な人材が多いことに着目。一堂に集めて事業内容をプレゼン形式で発信してもらおうと企画した。オンライン配信では、約50人がライブ試聴した。

 集会所などに置くシェア冷蔵庫を運営する「どんぐりピット」最高経営責任者(CEO)の鶴田彩乃さん(29)は、フードロス・ゼロや、買い物難民の支援につながる事業の意義を強調。また、子ども向けのワークショップを手掛ける「ドングルズ」社長の松岡慎也さん(50)は、世代間をつなぐ教育支援の使命感をアピールした。

 その後、同大3年で起業部長の長谷川翼さん(21)と、起業を目指す同大学院1年生(22)を交えて意見交換した。

 機能性素材を活用し、衣類を開発する「Fiber Craze(ファイバー・クレイズ)」代表の長曽我部竣也さん(23)は「経営者の素質は、仲間や地域の協力を得る"巻き込み力"が大切」と強調。和カフェの運営などを手掛ける「ホリデイズ」社長の落合裕一さん(39)は「スタートアップ企業が、地域貢献する視点も大切にして」とアドバイスしていた。