岐阜県特産の富有柿が収穫の最盛期を迎えた5日、柿の発送だけを扱う特別な郵便窓口が、瑞穂市田之上の巣南郵便局駐車場に開設された。食べ頃の富有柿を発送しようと、比較的小規模な柿農家や贈答品として柿を届けたい一般の人が、段ボール箱を抱えて初日から窓口に詰め掛けた。特定の農作物専門の郵便窓口は、全国的にも珍しいという。
富有柿は瑞穂市巣南地区の発祥とされ、市内では230軒以上の農家が栽培している。過去に各地の郵便局が柿の持ち込みで混雑したため、同郵便局が10年前から毎年柿専門の窓口を開き、発送を集約してきた。
送り先によるが、期間中は柿のみ通常より50~60円ほど安い運賃で発送を受け付ける。昨年は約200軒の農家から計4334箱を預かった。今年は4千箱の持ち込みを見込んでいる。
市内の農家でつくる市柿振興会の小寺徹会長(79)は「手軽に発送できるので感謝している。富有柿のおいしさを全国に広めたい」と話していた。
窓口の開設は30日までの午前10時~午後4時。柿の発送に限り、郵便局が休みの土、日曜日も休まず受け付ける。








