岐阜県は16日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかったと発表した。新規感染者ゼロは今年3月15日以来、約8カ月(246日)ぶりで、感染者は累計1万8893人のまま。1日当たりの感染者が10人を下回るのは10日連続となった。

グーグル検索で岐阜新聞デジタルを優先表示!便利機能で岐阜のニュースをチェック

 ⇨【グラフ】ワクチン接種率の最新データ(全国、岐阜)

 ⇨【グラフ】岐阜県の市町村別で見る感染者数

 ⇨【グラフ】入院患者、自宅療養者、宿泊療養施設入所者、病床使用率の推移

 新規感染者ゼロを受けて古田肇知事は「『オール岐阜』での努力の結果として喜ばしく思う」とするコメントを発表した。一方で「(ゼロは)本日1日のデータに過ぎない。引き続きウイルスが私たちの行動の隙を突いて感染が拡大する状況に変わりない」と警戒の継続を呼び掛けた。また「県としても、検査・療養者受け入れ体制、3回目のワクチン接種の準備などに取り組んでいく」と強調した。

 県内の感染状況はこの1年で大きく変化した。

 昨年末から1月の第3波では、新規感染者が初めて100人を超えた。小康状態の3月に感染者ゼロは二日あったが、4月中旬以降に変異株の影響もあり再び増加し、5、6月には第4波を迎えた。

 第5波が猛威を振るったのは8月から。感染者は過去最多の384人(8月26日)を数え、1日当たり100人以上の感染者が約1カ月続いた。

 9月中旬以降は、ワクチン接種や、飲食店への時短要請などの効果とみられる減少局面に入った。県担当者は今後に向けて「冬を迎え室内を閉め切ることが多くなるが、換気をするなどの基本的な対策を続けてほしい」と呼び掛けた。

 第3、4波では月30~40人の死亡者が確認されたが、11月はゼロ。11月12日以降は、重症者が約1年ぶりにゼロとなった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・96人で、病床使用率は2・5%となっている。