12月から足湯専用となる噴泉池。予告の看板が設置された=18日午後、下呂市幸田、飛騨川河川敷

 岐阜県下呂市幸田の飛騨川河川敷にある噴泉池が、12月1日から足湯専用となる。下呂温泉の河川敷にある露天風呂として長年親しまれている池だが利用者のトラブルや苦情もあり、市が利用方法を見直す。

 市によると、噴泉池は1983年に市が設置。長さ約6メートル、幅約5メートルの石組みしたヒョウタン形の池で、無料で入れる観光名所として親しまれてきた。2010年2月からは入浴時の水着着用をルール化。ところが水着着用のルールを守らない人がおり、トラブルになる事例がたびたび発生。市は警察に相談するなど対応してきたが、観光客から苦情が寄せられることもあり、下呂温泉のイメージを守ろうと足湯化を決めた。

 市は足湯化を市議会の全員協議会で説明。現地には職員が周知のための看板を設置した。入浴していた70代男性は「入浴できなくなるのは残念」と話した。市の細江博之観光商工部長は「観光関係者とも協議し、足湯化を決めた。下呂温泉の象徴を守っていきたい」と話した。当面は現状のまま使用し、来年度に深さの調節など改修を行う予定。