岐阜県池田町段の温泉施設「天然温泉湯元湯華の郷」が、コロナ禍に癒やしを届けようと、施設横の空き地を「華音(かのん)の森」と名付けて貸し出している。照明などの設備はなく、虫もいる不便さと引き換えに、池田山麓の標高約200メートルから望む夜景と静寂を提供している。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」イベント用などに貸してほしいとの要望は以前からあったものの、ゴミの問題や近くに寺があることから貸し出していなかった。一方、アウトドアブームの反動で静かにキャンプを楽しみたいなどの声が寄せられ企画した。
7月にオープン。数十年は放置していたという土地は草刈りや雑木を取り払って整備した。周辺に民家などはなく、濃尾平野を一望できる。金華山や一宮市、空気が澄んでいれば名古屋市方面も見渡せるという。午前10時~午後5時の日帰りと午前10時~翌日午後5時の宿泊という二つのプランで利用できる。より絶景が楽しめる特別な区画も用意した。
施設のおかみ澤田由美子さんによると、会員制交流サイト(SNS)で告知したところ、ソロキャンプのほかコーヒーを飲みながらの読書やお茶会、瞑想(めいそう)とさまざまな用途で利用されているという。澤田さんは「何もありませんが、癒やしの空間になれば」と話した。
料金は宿泊が大人千円、小学生以下500円。日帰りが大人800円、小学生以下400円。問い合わせは湯華の郷、電話0585(45)3804。













