岐阜市則武の則武小学校は7日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった運動会の代替行事「全校スポーツ大会」を実施した。全校児童約530人は半分ずつ分散登校して14競技に取り組み、コロナ禍でもかけがえのない思い出をつくった。
昨年に続き全校児童が一堂に集まる運動会は中止となり、同校は4月から教員と5、6年生有志による「児童会」でプロジェクトチームを立ち上げ、代わりのスポーツ大会を計画した。松岡猛校長(53)は「行事を通して子どもは成長するのでなんとしても実施したかった」と語った。
児童の密集を避けるため、2、4、5年生は午前、1、3、6年生は午後に参加した。競技の様子はタブレット端末のオンライン会議システム「Teams(チームズ)」を使って中継し、登校していない児童は自宅から視聴した。
競技は各学年1種目ずつ減らし、児童は紅白に分かれて応援合戦やリレーで汗を流した。飛沫拡散を防ぐため競技中以外はマスクを着用し、応援はなるべく声を出さず、手や体をたたいてエールを送った。
優勝した赤団の団長児童(6年)は「1年生の頃から憧れていた団長になれてうれしかった。行事を考えてくれた先生に感謝したい」と振り返った。
市内の小学校46校は、運動会の代替行事を企画したり、秋まで延期したりする対応を取っている。










