古田肇岐阜県知事は10日、新型コロナウイルスワクチン大規模接種会場の岐阜産業会館(岐阜市)で、今月下旬から、県警職員や実習を控えた医療系の学生への接種を進める方針を示した。規模は計4千人程度。7、8月以降に64歳以下の一般接種が始まるが、先行する形で接種する。1日当たり最大500人を接種できる大規模接種会場を有効活用し、一般接種を推進したい狙いがある。
県では8日、一般接種について、基礎疾患のある人や、社会福祉施設の職員を7月から優先的に接種する方針を決めた。教職員や消防職員、警察官といった人と接する機会が多い職業の人らも対象としていた。医療系の学生も実習前に接種が求められるため、2週間ほど前倒しでの接種を決めた。
県によると、対象の県警職員は千人規模、医療系の学生は3千人程度。岐阜産業会館では、土日を中心に岐阜市や各務原市の65歳以上の高齢者を対象とした接種を今月12日から実施するが、県警職員は会場の予備日、学生は平日などを活用して接種する。
古田知事は「岐阜産業会館では岐阜圏域の接種をバックアップするとともに、空いた日を使って優先順位の高い人に集中的に接種する。(会場の)力を発揮してもらえるのでは」とした。










