岐阜県庁

 岐阜県は12日、県内で3季ぶりにインフルエンザが流行入りした、と発表した。県内でインフルエンザが流行入りするのは2019年11月以来、3季ぶり。新型コロナウイルスとインフルエンザの初めての同時流行を受け、県は「発熱の症状があれば、まずは新型コロナ感染を疑って」と自宅での自己検査を呼びかける。

 県感染症対策推進課によると、1月2~8日の1週間に県内87カ所の定点医療機関から計235人がインフルエンザに感染したとの報告があった。1医療機関当たり2・70人(前週比1・86人増)となり、流行入りの基準とされている「1人」を超えた。

 保健所管内別では、関が5・50人(4・5人増)で最も多かった。関市の保育施設ではインフルエンザ患者が複数確認され、12日から学級閉鎖している。

 次いで多いのは岐阜市の3・50人(1・43人増)。ほかに可茂が3・38人(3人増)、岐阜が3・06人(2・35人増)、恵那が2・43人(1・43人増)、飛騨が2・2人(1・6人増)、東濃が1・38人(1人増)、西濃が0・87人(0・54人増)となった。

 インフルエンザは昨年末に全国で流行が始まり、県内では昨年12月26日~1月1日の1週間で岐阜市、関、恵那の各保健所管内で流行開始の目安となる1人を超えた。

 新型コロナとインフルエンザの同時流行を受け、県は医療機関へ患者が殺到することを防ぐため「発熱した場合にはまず新型コロナかどうかの自己検査をしてほしい」と強調。県陽性者健康フォローアップセンターは、基礎疾患のない65歳未満の県民を対象に新型コロナ検査キットの自宅配送を行っており、自己検査で陰性だった場合にインフル感染を疑うよう求めている。