岐阜県内は23日以降、冬型の気圧配置が強まる影響で各地で降雪が予想される。県内のホームセンターでは雪かき用のスコップなどが売れており、積雪に備える人も多い。寒波の影響は断水や停電なども考えられ、除雪以外にも十分な備えが必要だ。県はウェブサイト「県総合防災ポータル」で警報や注意報などを随時公表しており、県防災課は「十分に備え、住んでいる地域の最新情報をチェックして身の安全を確保してほしい」と呼びかけている。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」岐阜市鷺山新町のバローホームセンター正木店では除雪用スコップがずらりと並ぶ。担当者は「来週の寒波に備え、例年以上に仕入れた」と話す。先月24日の大雪の際は一日に100本が売れ、駆け込み需要が見られた。融雪剤やスコップなどの雪対策商品の売り上げは昨年12月1日から今月20日までで前年同期比約6倍の170万円に急伸。担当者は「雪が降ってから買いに行くのではなく、天気予報を見ながら事前に準備してほしい」と話す。
ただ、雪かきや雪おろしでは注意が必要だ。転落などの危険があるためだ。作業する際は家族や近所の人たちに声をかけ、1人で作業しないようにしたい。
また、水道や暖房などの確保も大事だ。寒波の際に注意したいのは水道管の破裂。日本水道協会中部地方支部によると、氷点下4度を下回ると破裂の恐れがある。屋外の水道管や蛇口にはタオルや気泡緩衝材を巻いたり、水を細く流し続けたりして破裂を防ぎたい。また、雪による倒木などで停電が発生すると、エアコンや石油ファンヒーターといった暖房器具が使えなくなるため、灯油ストーブやカセットストーブなどが1台あると安心だ。
一方、大雪の際の外出は危険も伴うため、慎重に判断したい。昨年12月に新潟県で大雪で停電した夜、車で暖を取っていた女性が死亡した。死因は一酸化中毒とみられる。日本自動車連盟(JAF)によると、車が雪で埋まると排ガスが車内へ流れ込み、一酸化炭素中毒になる危険がある。マフラー周辺を定期的に除雪するのが重要だ。また、どうしても車で外出しなければならない時のために、渋滞や立ち往生を想定して、燃料を満タンにし、スコップも用意しておきたい。県防災課は「十分な備えをし、不要不急の外出を控えてほしい」と話している。
岐阜新聞Webでも最新の災害情報を伝えている。





