新型コロナウイルスワクチンの職域接種を受ける社員=23日午前9時37分、大垣市神田町、イビデン本社

 全国で企業の新型コロナウイルスワクチン職場接種が進む中、岐阜県内ではイビデンが23日、他社に先駆けて大垣市神田町の本社で始めた。初日は会場スタッフのトレーニングも兼ねており、スタッフを中心に10人が自ら接種を受けながら手順を確かめた。

 今後、本社を会場に毎日、午前中に接種を行う方針で、11月をめどにグループ企業を含め3千人の接種を予定。スタッフが改善点を出し合って効率を高めていき、ピーク時には1日に80人程度の接種を見込んでいる。
 
 接種を受ける社員は、受け付けで渡されたカードに記された番号のブースで待機。番号順に呼ばれ、順番に接種を受けた。その後、産業医の判断で15分待機する人と30分待機する人に分かれて椅子に座って待ちながら、改善点について話し合っていた。

 会場スタッフの運営リーダーを務める経営企画本部総務部の杉山賀子さんは「痛くもなく、すっと終わった。スタッフがまず打つことで、客観的に確認できたと思う。日々、改善していきたい」と話している。