岐阜県中津川市神坂の神坂中学校3年生8人は6日、同市と長野県阿智村にまたがる富士見台高原を訪れ、1955年8月3日に落雷で亡くなった同校生徒4人を追悼する「落雷遭難の碑」前で黙とうをささげ、高原に咲くササユリの種をまいた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」同校は毎年、先輩4人が命を落とした事故を風化させないように全校登山を行っている。今年は5月の研修が新型コロナのまん延防止等重点措置で延期され、6月の計画も雨で断念しており、3年生と教員3人が山小屋「萬岳荘」までバスで移動し、日帰りで慰霊に赴くことにした。
萬岳荘から慰霊碑まで登った生徒らは全校生徒の名前が入ったプレートを取り付け、慰霊式を実施。校歌を合唱した後、加知昌彦校長が「命を大切にすることを約束し、この地で起こった悲劇を、その悲しみを忘れることなくこれからも4名の皆さんのみ霊が安らかであることを祈っている」と慰霊の言葉を話した。その後に全員で黙とうをした。
またササユリの種まきを行い、碑の周囲がササユリの花でいっぱいになることを願った。生徒にとって年1回、碑を訪れることは亡くなった先輩を悼み、この地に眠る先輩に今後の目標を改めて確認する場になっているという。3年生で生徒会長の生徒は「亡くなった先輩たちにこれからも頑張っていきますと決意表明した」と話した。










