岐阜県教育委員会は9日、新型コロナウイルス下での修学旅行について、感染防止対策をまとめたマニュアルを策定した。参加者がPCR検査の対象者や濃厚接触者となった場合などに備え、保護者らが迎えに来られる場所を訪問先とすることが盛り込まれた。

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 マニュアルでは、岐阜県に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用された場合は延期または中止とし、宣言や重点措置に指定される都道府県は訪問先としないとしている。旅行先で参加者が体調不良となり、PCR検査を受けることになった場合などは、保護者に公共交通機関を使わずに迎えに来てもらう。

 また、「移動時」「食事」「部屋」といった場面ごとの対策が記され、毎日の健康観察や対面での座席使用禁止、他の部屋との行き来禁止などを求める。参加者の感染が判明した場合は、原則として旅行全体を中止とする。

 この日、教育推進協議会でマニュアルを決定した。古田肇知事は「児童・生徒、保護者、そして学校が認識を共有して進めていく必要がある」と述べた。

 県教委によると、検討中を含め小学校355校、中学校174校、2年生が実施する高校58校、3年生が実施する高校33校が、9月以降を中心に宿泊を伴う修学旅行を予定。行き先は県外が多いという。