電柱の上部に作られたカラスの巣を撤去する作業員=岐阜市上西郷

 中部電力パワーグリッド岐阜支社は27日、岐阜市内で実施した電柱に作られたカラスの巣の撤去作業を報道陣に公開した。撤去は、巣の影響による停電、巣の落下などを未然に防ぐ目的があり、同支社は電柱にある巣を見つけた際の情報提供を呼びかけている。

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 カラスは毎年2~6月に営巣し、巣の材料となる針金やハンガーが原因の停電が多発しているという。今年1~3月に県内で約1800個の巣が電柱に作られていることを確認しており、停電の可能性が高い巣から優先的に約600個を撤去した。停電は同期間中に県内で5件発生している。

 公開した作業は、岐阜市上西郷で実施。周囲の安全を確保しながら、作業員が高所作業車のゴンドラに乗り、高さ約12メートルの場所に作られた電柱上の巣を慎重に撤去した。今回の巣は大小の枝を中心に作られ、直径70センチほどだった。

 担当者は「多い日は1日で10個以上の巣を撤去することもある。巣を見つけたら、最寄りの中部電力パワーグリッドの営業所に連絡してほしい」と協力を求めた。