岐阜県大野郡白川村荻町の世界遺産・合掌造り集落にある明善寺庫裏(くり)で13日、かやぶき屋根のふき替えが行われた。住民が労働力を貸し借りする村特有の仕組み「結(ゆい)」によるもので、約160人が作業に汗を流した。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」庫裏は江戸後期に建てられた切り妻造りの5階建て合掌家屋で、前回のふき替えは1987年。集落の住民や、村の義務教育学校・白川郷学園の子どもらが集った。
用意されたかやは、4トントラック15台分の9千束。リレーのバトンのように次々と屋根に運び、手際よく並べて固定していった。5時間ほどをかけ、西側の屋根約300平方メートルの半分近くをふき替えた。残りは職人が行うという。
結による屋根のふき替えは、新型コロナウイルスの影響などで2018年以来行えておらず、5年ぶり。明善寺の大泉信吾住職(61)は「想像以上に多く来てくれて、振る舞う飲み物が足りなくなるぐらいのうれしい悲鳴。無事にできて良かった」と笑顔で話した。











