８月は「野菜ファースト強化月間」！

VOL.40

健康をつくることは、人生をもっと豊かにする。

　食事は「主食・主菜・副菜」を組み合わせて食べ、必要な栄養素をまんべんなく摂ることが大切。県では、県民に野菜を食べることの大切さを呼び掛ける「ぎふ野菜ファースト」プロジェクトを展開しています。「野菜の日」である8月31日に合わせて、8月を「野菜ファースト強化月間」とし、野菜摂取のポイントや重要性についてPRしています。暑い夏を乗り切るためにも、「たっぷり野菜しっかり減塩」を実践し、健康な体を保ちましょう。

８月は「野菜ファースト強化月間」！

県民の約７割が野菜不足！

野菜ファーストとは

❶ いつもの食事に+(プラス)野菜１皿
❷ 食事の１番最初に野菜を食べましょう
❸ 野菜摂取量全国１位を目指しましょう

　野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含んでいます。例えばビタミン類は、身体の代謝をスムーズに行うために重要な栄養素です。

　1日当たりの野菜摂取目標量は350ｇ（10歳以上）となっており、これは小鉢にすると約5〜6皿の野菜料理に相当します。2022年度の県民栄養調査によると、20歳以上の岐阜県民の1日当たりの野菜摂取量は、男性278g、女性251gと、目標にあと約70g（小鉢一皿分）足りておらず、また約７割の人が目標に達していませんでした。

　毎日の食事に「＋（プラス）1皿」の野菜を食べるよう心がけましょう。

１日当たりの野菜摂取目標量（年齢別）

３～５歳	6～７歳	８～９歳	10歳以上
２４０g	２７０ｇ	３００g	３５０g

参考：女子栄養大学「七訂食品成分表2018 資料編」

ぎふ野菜ファーストのインスタグラム

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食塩の摂りすぎに気を付けよう

　野菜摂取とあわせて減塩にも気をつけましょう。

　2022年度の県民栄養調査によると、20歳以上の岐阜県民の１日当たりの食塩摂取量は、男性9.7g、女性8.6gでした。食塩摂取目標量（15歳以上）は、男性7.5g未満、女性6.5g未満であり、約７割の人が摂りすぎている状況です。

　食品を選択する際には、栄養成分表示の食塩相当量を確認するなど、減塩を意識してみましょう。

注意
食塩をとり過ぎると･･･
血圧が上がって脳卒中や心臓病、腎不全などを引き起こすリスクや、胃がんのリスクが高まります。

１日当たりの食塩摂取目標量（年齢別）
【目安】小さじスプーン1杯＝6g

１～２歳	３～５歳	６～７歳	８～９歳	１０〜１１歳	１３～１４歳	１５歳以上
3.0g未満	3.5g未満	4.5ｇ未満	5.0g未満	6.0g未満	（男性）7.0g未満（女性）6.5g未満	（男性）7.5g未満（女性）6.5g未満

出典：厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」

ポイントをためて楽しく健康づくり！

　県民一人ひとりの自主的な健康づくりの取組を応援するため、県は「清流の国ぎふ健康・スポーツポイント事業」を実施しています。各市町村等が定める各種検診の受診やウォーキング、スポーツイベントなどに参加すると、その内容に応じてポイントが付与されます。所定のポイント数を獲得すると、県内の協力店で特典を受けられる「ミナモ健康スポーツカード」が進呈され、県産品や健康グッズなどが当たる抽選にも応募できます。

　スマホアプリから参加する場合は、歩数に応じて自動でポイントが付与されるほか、県内参加者中の歩数順位などがいつでも確認でき、気軽に健康づくりを続けられます。

岐阜県健康福祉部保健医療課　☎058-272-1111(内線3316)
岐阜県清流の国推進部地域スポーツ課　☎058-272-1111(内線2618)