講演する金藤理絵さん=岐阜県庁
ジュニア選手に向けたメッセージなどを発信した金藤理絵さん(左)と今井月選手=岐阜県庁

 2016年リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した金藤理絵さん(34)が1日、岐阜県庁で講演し、水泳などのスポーツに打ち込む小中高校のジュニア選手ら約390人を前に、「壁にぶち当たったとき、あともう少し頑張るために夢や目標を持ってほしい」とメッセージを送った。

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 メダルを期待されながら12年ロンドン五輪で代表入りを逃した自身の経験を踏まえ「這(は)い上がる力」をテーマに講演。再起を期して「変えたこと」として「がむしゃらに大げさに開き直って取り組むようにした。とりあえず試して、うまくいかなくても継続してやった」と振り返った。

 

 リオ五輪では「予選、準決勝で思うようなレースができなくて、心の中では不安で仕方なかった。決勝の直前もメダルさえ取れないんじゃないかという気持ちだった」と当時の心境を明かし、「とにかく強い金藤理絵を演じた。私は強い、できる、と意識して胸を張った。気持ちってすごく大切」と訴えかけた。

 7月の世界選手権に出場した今井月選手(バローHD)との座談会もあり、ジュニア選手から「プレッシャーや緊張をどうコントロールしていますか」との質問に、今井選手は「どれだけ準備をしても不安な気持ちになる瞬間がある。私はなるようにしかならないと思うようにしている。平常心で臨むだけだと言い聞かせて、割り切るようにしている」と説明。金藤さんは「緊張から集中は生まれると聞いた。集中するために必要な緊張だと思うことも大切」と助言していた。