小学生にスノーボードのこつを伝授するオリンピアンの松井志保さん=高山市一之宮町、モンデウス飛騨位山スノーパーク

 競技人口の減少対策とオリンピアン輩出を目的にした岐阜県スキー連盟のスキー・スノーボード体験教室が、高山市一之宮町のモンデウス飛騨位山スノーパークで2日間行われた。スノーボードのオリンピアン松井(旧姓中島)志保さんらが講師を務め、初心者を中心にした小学生が競技の楽しさを学んだ。

 県内児童に「まずは魅力を感じ、楽しいと思ってもらえる機会を」と、無料で年末に実施し、今回で5年目。2日間各日100人ずつを募集したが、飛騨地区を中心に岐阜市なども含め460人以上の申し込みがあったため抽選で開催した。

 児童は種目、レベルごとにグループに分かれ体験した。競技人口の減少が特に危機的なクロスカントリーも希望者があった。全くの初心者も、わずか1時間半でリフトに乗り、1人で下りてこられるなど目を見張るほどに上達した。

 ハーフパイプでトリノ、バンクーバーの2大会に出場した養老郡養老町出身の松井さん(名古屋市在住)は「初めての場合、足元を見てしまうので、目線を上げてバランスさえつかめれば、上達は早い」とこつを語った。教わった児童らは「最初は怖かったけど、すぐにできるようになった。うまくなりたい」と目を輝かせていた。