宿場町の面影を残す中山道を練り歩いた時代行列「姫道中」=15日午後、美濃加茂市太田本町

 江戸時代、徳川将軍に嫁ぐため中山道を通った皇女和宮の姫道中を再現する「おん祭MINOKAMO2023秋の陣太田宿中山道まつり」(おん祭美濃加茂実行委員会主催)が15日、美濃加茂市で開かれ、絵巻物のような約90人の時代行列が見物客を魅了した。

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 太田宿が浸水被害に遭った1983年の9・28水害からの復興を願って始まり、今回で39回目。新型コロナウイルス禍で4年ぶりに規模を戻して開催した。

 メインとなる姫道中では、公募で選ばれた同市や近郊の10~20代の女性が、中山道を通って降嫁した計6人の姫役に扮して蓮台に乗って登場。途中で雨に降られたものの、天候が回復し、裃(かみしも)姿の侍たちに守られながら中山道約550メートルを練り、沿道の見物客に笑顔で手を振った。

 14代将軍徳川家茂に嫁いだ和宮役の女性(26)=同市=は、入籍を年内に控え、本当の嫁入り道中となる偶然が重なり、娘の晴れ姿を一目見ようと家族が沿道から見守った。子ども奴(やっこ)役で行列に参加した同市の小学校4年の児童(10)は「お姫さまがとってもきれいで将来私もやりたくなった」と話した。