文化庁は16日、地域の有形・無形の文化財を組み合わせて観光誘客を目指す「日本遺産」18件に対し、これまでの取り組みや今後の計画性を評価して、「『信長公のおもてなし』が息づく戦国城下町・岐阜」など4件を「再審査」としたと発表した。秋以降に公表する再審査の結果次第で取り消しもあり得るとしている。残りの14件は「認定継続」とした。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」日本遺産は地域活性化と観光振興を目的に2015年度から始まった事業。認定は現在104件で、文化庁は総数をおおむね維持した上で、活動が不十分な遺産の取り消しと新たな候補の追加認定を進める。遺産の水準維持のため評価制度を本年度から導入した。
今回の評価対象は、15年度に第1弾として認定された全18件。「『信長公のおもてなし』が息づく戦国城下町・岐阜」は今後3年間の取り組み計画に対する評価が3段階で最も低かった。岐阜市は再審査に向けて取り組み計画を再提出する。
岐阜市は岐阜城を拠点に天下統一を目指した織田信長の「冷徹非道」というイメージを覆す物語で認定されている。ポルトガルの宣教師ルイス・フロイスが「地上の楽園」と称した居館、公家らを楽しませた長良川の鵜飼などを挙げ、「長良川の鵜飼漁の技術」(国重要無形民俗文化財)や岐阜城跡(国史跡)など27の文化財を中心に、地域の魅力発信や産業・観光の振興を図っていた。










