収穫の最盛期を迎えた富有柿=28日午後、本巣市上保

 「甘柿の王様」と名高い富有柿の収穫作業が、生産地の本巣市などで最盛期を迎えている。今年は開花期の低温と夏場の高温などの影響で数は少なく小ぶりだが、糖度は高く仕上がった。農家が朱赤色に熟れた実を一つ一つ丁寧にはさみで切り取り収穫している。

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 加藤柿園(本巣市上保)では約2ヘクタールの農園で富有柿を栽培し、名古屋や東京の市場に出荷している。同園の加藤泰一さんによると、秋以降も高温が続き成熟するのが例年より1週間ほど遅れていたが、この2、3日の間に冷たい雨が降ったことで一気に色づきが進んだという。「糖度は平均17・5度で甘みは最高。今が一番、味が乗っている」と太鼓判を押す。収穫作業は12月上旬まで続く。