岐阜県海津市の飼養施設でタカの鳥インフルエンザ感染が確認された問題で、県は5日、タカから検出された鳥インフルエンザウイルスが遺伝子検査の結果、毒性が強い高病原性(H5亜型)だったと発表した。飼養されている鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは今季、全国初めて。

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 県によると、タカはタカ狩りで野生のカルガモを捕食した後に衰弱、11月25日に死んだため、北海道大が検査していた。飼養施設ではニワトリなど家禽(かきん)や猛禽(もうきん)類など約150羽を飼育しており、県が消毒や野生鳥獣の侵入防止対策などを求めている。

 飼養施設10キロ圏内は、国の野鳥監視重点区域に指定されており、県が野鳥の大量死などがないか巡視を強化している。高病原性が確認されたため、指定は21日まで継続する。

 施設から半径3キロ圏内には100羽以上を飼育する養鶏場が4農場あり、肉用鶏と採卵鶏計約5万羽を飼育している。5日午後4時現在、この4農場を含む県内111農場でニワトリの死が相次ぐなどの異常はないという。タカが安八郡神戸町で捕食したカルガモの遺伝子検査の結果も週内に判明する。