ドッグラン併設のカフェをオープンした兼松茂美さん(右から2人目)、阪口美春さん(右)姉妹とその家族=関市武芸川町高野
犬に優しい天然芝のドッグラン施設=同

 岐阜県関市武芸川町に住む兼松茂美さん(56)と姉の阪口美春さん(59)の姉妹2人が、天然芝のドッグランを併設したカフェ「モフ」を同町内にオープンした。身近に犬と遊べる場所をつくろうと、構想から3年かけて完成にこぎ着けた。「コロナ禍で運動不足の愛犬のストレス解消につながれば」と話している。

 構想は、4年前に兼松さんが大型犬を飼い始めたことがきっかけだった。大型犬は寿命が10年程度と言われているが、遊ばせる場所が少なく、「少しでも長く一緒にいてあげたい」と実現への決意を固めた。阪口さんも2年前に犬を飼い始め、「仕事で疲れても帰ると犬に癒やされる。犬のためにできることなら」と金銭的な支援を申し出た。

 兼松さんはパート従業員で、物件探しや資金確保に苦労したが、知り合いの土地を購入できることになり、今年1月に着工。ドッグランの広さは大型犬用が約400平方メートル、小型犬用が約130平方メートルで、両方とも天然芝を敷き、犬を眺めながらくつろげるカフェスペースを設置した。

 2人とも過去に飲食店経営の経験があり、調理師免許を持つ。ドリンクやデザートのほか、日替わりワンプレートランチなどのメニューも用意する。兼松さんは「犬を通じて飼い主同士のコミュニケーションも生まれる。犬好きな人に利用してほしい」と話す。