各地域の名所や名物をデザインした豆皿などのセット、グラスを示し、最高金賞受賞を喜ぶ高木正治社長=多治見市市之倉町、丸モ高木陶器

 食器製造・卸の丸モ高木陶器(岐阜県多治見市市之倉町)の「日本旅和膳シリーズ」が、世界に発信したい日本ならではの魅力ある商品を認定する「おもてなしセレクション」で、最高金賞を受けた。岐阜、名古屋など国内の地域ごとに名所や名物をあしらった豆皿と箸置き、箸のセットと、地域のシンボルをシルエットで映し出すグラスからなる。外国人審査員らに「日本らしいセンスあふれる柄がキュート」などと評価された。

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 セレクションは2015年に始まり、今回は39都道府県の146件が受賞。うちトップ3件が最高金賞に輝いた。

 箸には桜、箸置きには地名、豆皿にはご当地のグルメや建物などをデザイン。箱は日の丸の赤を基調に金色で「JAPAN」と入れた。豆皿の裏にはQRコードを焼き付け、観光情報やふるさと納税などのサイトに誘導可能にした。1セット(各2個入り)3300円。グラスはビールを注ぐと夕焼けを背景にしたようなシルエットが楽しめる。SNS(交流サイト)への投稿につながるよう、側面には「#(ハッシュタグ)」に続けて名所や名物を記した。1個2200円。

 都道府県や四国、九州など15地域版が完成しており今後増やす計画。岐阜版は豆皿には鵜飼や郡上踊り、飛騨牛、富有柿、酒器、さるぼぼなどがデザインされグラスは「#岐阜城」「#関ケ原」などの字も並ぶ。

 高木正治社長(51)は「ご当地やDX(デジタルトランスフォーメーション)とのかけ算で日本文化を世界に伝えたい」と話した。