ヒマワリ畑を走り回る園児たち=関市中之保

 岐阜県関市中之保の休耕田で、約2500本のヒマワリが見頃を迎えている。同市武儀地区の昔話を生かしたまちづくりに取り組む「伝説ロマンウォークの会」の丹羽政則会長(78)が今年5月、阪神大震災の復興の象徴とされる「はるかのひまわり」の種を自宅近くの所有地にまき、初めて開花した。中之保地域は3年前の西日本豪雨で被災しており、「ヒマワリで地域を元気づけたい」と語る。

 はるかのひまわりは、阪神大震災で犠牲になった女児にちなんで名付けられ、復興の象徴として各地の被災地などで育てられている。

 丹羽会長は昨年、はるかのひまわりの普及プロジェクトに取り組む団体から種を譲り受け、同市下之保の道の駅「平成」で育ててきた。今回は、同駅で育てたヒマワリの種を集め、約500平方メートルの休耕田にまいた。

 地元の武儀やまゆり保育園の園児約30人がバスで訪れ、ヒマワリ畑を駆け回っていた。丹羽会長は「今月中旬までは楽しめる。できれば来年以降も続けたい」と強調。年長児の園児(6)は「ヒマワリが大きかった。きれいだった」と喜んだ。